こども110番の家

こども110番の家運動とは

子供がトラブルに巻き込まれたときに、助けを求めて飛び込めるよう協力するボランティアの家や商店のことで、黄色い旗やプレートを戸口に掲示して目印とします。

万一、危険に遭った子供が飛び込んできた場合には保護し、警察や学校に連絡してもらいます。

また、旗やプレートを掲示した家や商店が増えた場合、地域での防犯抑止効果も大きいといわれています。

起源

「こども110番の家」のはじまりは、平成9年度に神戸市で発生したあの悲惨な事件の時に、朝夕送り迎えをしていた地元小学校の父母たちの姿を見かねて、地元の諸団体が地域全体で「子供を守る運動」としてスタートしました。

この運動が全国に広がり、各地域の単位PTAが中心となって「子供を守ろう」を合言葉にさまざまな工夫を凝らした運動が展開されるようになりました。

当時、吹田市内でも未遂を含めて、子供をねらった悪質な事件も発生しており、神戸市の事件発生後2ヵ月で青少年育成大阪府民会議「こども110番の家運動」の提唱をうけて吹田市PTA協議会で活動方針が決定されました。

その中でも吹三・五中PTAがいち早く活動を開始し、吹三地区は吹田市での草分け的存在になっています。

現在の活動

吹三地区では現在「こどもの110番の家」の主旨に賛同いただいている家や商店が約430軒あります。

吹三小PTAでは、役員・生活委員が中心となって普及活動やプレート、旗などの点検を行っています。

また「吹三地区『こども110番の家』実行委員会」を構成する五中PTA、青少年指導員会、青少年対策委員会、防犯協議会などと共に、協力いただいている家や商店のフォローアップや新規にご加入いただく家の個別訪問を行っています。

募集します!!

より多くのご家庭で、右イラストの「こども110番の家」の旗やプレートを掲示していただくことで、地域での犯罪抑止力効果の強化を目指します。

マンションなどでも目に付くところに掲示していただき、地域全体の取り組みとして「子供を守る運動」にご協力下さいますようお願い申し上げます。

なお、ご不明な点等ございましたら学校(06-6381-0413)までご連絡ください。「こども110番の家」実行委員会から説明にうかがいます。

  • 吹田市は「こども110番の家」運動の推進を支援するため、こども110番の家災害見舞い金制度を設けました。
    詳しくは、加入時にお渡しする「見舞金のしおり」をご覧ください。
  • なお、お申し込み頂きました「こども110番の家」は、警察との連携を図るため、協力家庭住所録として吹田警察署に届けさせていただきますのでご了承ください。

お申し込み

「こども110番の家」運動にご賛同いただき、ご協力いただける場合は下記リンク先にある協力申込のフォームよりご連絡ください。

「こども110番の家」協力申込フォーム